箱椅子を手に取って、職人がどんな努力をしてこの製品を届けたのかがわかったとき、その椅子への愛着が沸くかもしれません。もっと大事にしようとか、箱椅子1つがこんなに手間がかかっているんだ、とか。そんな家具職人の1日を知ってもらうべく、職人の素顔と椅子ができるまでをレポートします。
森で木が伐採されて、製材になりその後工房に到着します。注文を承った数にもよりますが、1つの箱椅子が出来るまで、約4日かかります。工房に製材された木材が届いてから約4日。木が森で育つのを考えると実に長い時間が掛かることがわかります。自然からの贈り物である木。限りある資源を有効に後世に残すための仕事、それが木を扱う家具職人の私たちの役目だと思っています。そんな家具職人と職人が作る椅子をもっと知ってもらいたい・・・そんな願いからこのレポートを作成しました。
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作業1日目側面の部分を加工します。ある程度機械で磨いた木のパーツを「ほぞ組み」といって、昔からある方法を使って椅子の脚の部分を組むために凸を作るために削ります。

凹の部分を作ります。このとき、きちんと直角に穴を開けているかどうか道具を使って手作業で丁寧に確認していきます。見た目で合っていても、組んだ時に微妙な隙間が出来ることのないに確認することによって、実際に組んだとき見た目が美しく、丈夫な椅子になります。




たっぷりの接着剤を使ってプレスと呼ばれる機械で組んでいきます。この後、接着剤を拭き取ります。面倒くさいからといって、この接着剤の量を減らすとすぐ壊れる原因になったりするのでたっぷりつけ、10分間圧力を掛けます。箱椅子は4つの四角の整形が必要です。この作業だけでも約1時間掛かります。接着剤をつけた部分は、のみで削り、あとで加工するのに楽なようにきちんと除去します。



これらの作業で1日が終了です。