箱椅子を手に取って、職人がどんな努力をしてこの製品を届けたのかがわかったとき、その椅子への愛着が沸くかもしれません。もっと大事にしようとか、箱椅子1つがこんなに手間がかかっているんだ、とか。そんな家具職人の1日を知ってもらうべく、職人の素顔と椅子ができるまでをレポートします。
側面と座の組み合わせが2日目の工程です。
昨日組み立てした側面の部分を木のダボで組み立てするために必要な穴を開けます。表と裏があるので、えんぴつで確認してくださいと書いておきます。写真では少し見えにくいかもしれませんが、職人は常に次に作業する人のことを考えて。次の工程が自分がやるかわからないからです。


側面の角ばった部分を2つの機械を使って丸く面取りです。ぐるぐる回っている機械なので、飛ばされないようにしっかり押さえます。初心者がやると飛ばされる恐れがあるので、ここは職人の担当です。気を抜くと、事故や怪我の元なので、丁寧な仕事を心がけます。


ここで、ようやく椅子の座が登場します。側面と組むために必要な凹凸を機械で削ります。この椅子の座は踏み台もテーブルにもなる部分です。


またまたたっぷりの接着剤をつけて、椅子の座の部分と側面を組んでいきます。そして大事なのがきちんと直角になっているか三角定規で1つずつ確認します。このプレスをするのに1つ30分も掛かります。プレスの時間を長くしないと椅子が壊れる原因になるので、短くは出来ません。
そして、2日目が終了です。 次の日も見る